
自分の「好き」を「得意」にする環境へ
ひとりひとりが学業と両立しながら、自分がしたいことを見つけるのは限られた時間しか割けないので難しいです。そんな制約の中で、好きを得意にし、自分だけの実績を作れるようにするために作ったのが、JISSEN-chi プラットフォームです。これを使えば、創造活動だけに集中できる環境が手に入ります。

創造活動における課題
創造活動を推進する過程で、難しいことははたくさんあります。そこで、チームで活動すると、1人ではできないことに挑戦できますが、複数人で動くからこその課題が発生します。これらの課題を全て解決するのが、JISSEN-chi プラットフォームです。
ビジョン実現
ビジョンを創造し、計画に落とし、形にすること
タスク管理
複数プロジェクトのタスクをチーム単位・個人単位で管理すること
価値提供
定性的、定量的に結果を振り返り、改善し、価値を出すこと
チームマネジメント
チームビルディングを含む、チームで推進すること
信念を持ちながら柔軟に
組織全体で連携しながら、一方で主体的に推進すること
ナレッジマネジメント
ナレッジを共有し、蓄積し、発展させること
JISSEN-chiプラットフォームの機能
前のセクションでご紹介した、創造活動における6つの課題を、以下の6つの機能で解決します。
V2MOMという最先端目標管理
「ビジョンを形にしづらい」という課題に対して、お店としての計画を立てて、成果を出せる仕組みを提供
V2MOMとは、成功の基盤となる、継続的なコミュニケーションと、完全な意思統一を実現する目標管理方法です。
V2MOMは、米フォーブス誌の「世界で最も革新的な企業」ランキングでは4年連続で第1位に選出され、またGreat Place to Work Insutitute が実施した調査において「働きがいのある会社」ランキング1位に2年連続で選出されている、セールスフォース・ドットコムという会社が作ったものです。
V2MOMは、ビジョン(Vision)、価値(Values)、方法(Methods)、障害(Obstacles)、基準(Measures)の頭文字です。
V2MOMを誰もが作れるようフォーマットを工夫して、ひとりひとりが自分だけの実績を作るために、中長期的な指針や計画をたて、活動しています。
カンバンボードを応用したタスク管理
「複数のプロジェクトのタスクを管理しづらい」という課題に対して、やるべきタスクを作り・漏れなく実施する仕組みを提供
カンバンボードとはトヨタ自動車株式会社から生まれたものです。この方法を応用し、JISSEN-chi プラットフォームでは、プロジェクトのステータス管理と小さいタスクを両方同じフォーマットで管理できるようになっています。
街ではカスタマーが身近にいるので、作ってはカスタマーに聞くという実験文化を大切にしています。そのため、プロジェクトを進める中でカスタマーヒアリングを必ずもうけ、自己満足ではなく、相手のためになるプロジェクトになるよう何回も修正します。
また、複数のチームのページでタスクを登録しても、全てのタスクが個人のプロフィールページに集約されるので、複数プロジェクトのタスクを効率的に管理することができます。
数字による振り返りと改善
「結果を客観的に振り返りづらい」という課題に対して、定量的な振り返り体制を提供
街では、アウトプットとアウトカムを明確に区別しています。
アウトプットとは、作ったもののことですが、アウトカムは、作ったもので「相手」の「変化」を起こすことです。そのため、街では「変化」を定量的にとることを重要視しております。その結果、街での活動で残した自分だけの実績を他の人に話す時、あるいは就職活動での面接の時に、数字という共通言語で話すことができるので、自分を効果的にアピールすることができます。
JISSEN-chi プラットフォームでは、V2MOMのメジャメントで設定した目標達成の指標を毎月振り返れるようになっております。また、それらの結果をグラフに推移を見ることができるので、モチベーションを向上させることにも役立っております。
計画の継続的な改善と振り返りの蓄積
「計画を改善しつづけづらい」という課題に対して、計画を立てて、振り返り、継続的に改善する体制を提供
街では、四半期先の計画までたてて、毎週必ずその計画を振り返ります。「計画を立てるのか、それとも立てないのが良いか」という有名な問いがあります。答えは、「計画を立てる」です。計画のないところに改善はなし、という言葉のとおり、計画がないと戦略的に改善を積み重ねることができません。継続的な改善を可能にするのは、「計画→振り返り→改善→計画→・・・」のサイクルです。JISSEN-chi プラットフォームでは、どのチームでもそのサイクルを回すことができる体制を整えています。また、毎週の振り返りは蓄積していくので、チームの成長の軌跡にもなります。
SECIモデルでナレッジを一元管理
「ナレッジを管理しづらい」という課題に対して、個人とチームのナレッジが集約される仕組みを提供
SECIモデルとは、一橋大学の野中郁次郎氏と竹内弘高氏が提唱した知識創造のプロセスです。このモデルを応用して、JISSEN-chi プラットフォームでは、個人とチームのナレッジを街のだれもが共有できるような体制となっています。街では、ひとりひとりが自分のwillを起点として、創造活動をしています。そのため、プロジェクトごとに非常に分化し、それぞれのお店ごとに専門性の高いナレッジが生まれています。ナレッジが属人化するのではなく、個人やお店の垣根を超えたナレッジ共有が可能になっています。
メンバーの声
JISSEN-chiプラットフォームを作るメンバーや、実際に使うメンバー(カスタマー)の声を集めました
「あったらいいな」を、誰でも形にできる最強プロダクト
Notionには、自分と他者の創造活動を促進する2つのメリットを感じます。
まず、自分の能力以上の挑戦するときに「できない」「わからない」を解消するためのあらゆるツールが集約されています。だから、経験やスキルがなくても、自分のやりたいことに夢中になれます。無駄な仕事が減って、工数削減にとても役立っています!
それに加えて、Notionは誰でも簡単に編集できるので、ちょっとした違和感を形にするアウトプットの場にもなります。自分が創ったものをみんなが利用するので、他者から感謝もされやすいです。こんな風に、小さな成功体験を積み重ねて自信をもらえるツールです!
街で活動するのに必要な情報の全てが得られる「必須ツール」
Notionには、Slackの使い方のような基本的情報から、自分のアウトプットを更にレベルアップさせるための情報まで、幅広くまとめられています。
初めて見た時は、情報量の多さに圧倒されましたが、Notionの作成も経験した今は、その情報量こそが街の財産だと自信を持って言えます。なぜなら、住民のこれまでの活動・学びの全てがナレッジとして蓄積されているからです。
他のメンバーの高い質のアウトプットも展示されており、自分のアウトプットに満足することなく、更なる上を目指そうと思える環境もあります。
自分の経験がナレッジとして誰かの活動をサポートできるNotionは、街の目的や4つの役割(先生、生徒、消費者、生産者)を体現する仕組みの1つです!
JISSEN-chiで「創造活動」だけに集中できる環境を!
JISSEN-chiでは、プログラム参加者ひとりひとりが「創造活動」に没頭できる「街」です。そんな「街」の環境を支えているものの一つが、Notionを用いて独自に開発した「JISSEN-chi CITY MAP」です!
僕は、JISSEN-chiに入るまでは、自分のやりたいことに夢中になって、創造活動を行うことって難しいなと思っていました。いろんなことに興味があるけれど、どれも「夢中」になるには至らずに、やめてしまう。新しいことをやっていくうちに、初めは楽しかったんだけれど、自分のできることの少なさを実感して、諦めてしまう。
そんな問題を解決してくれたのが、「JISSEN-chi CITY MAP」です!
僕たちを、創造活動への没頭から遠ざけているものは次の3つです。
1つ目は、自分のやっている結果(OUTCOME)が見える化できていないこと。
2つ目は、創造活動に不可欠ではないこと(例えば、日程調整やタスクのマネジメント能力)に時間をうばわれてしまうこと。
3つ目は、200を超える他のお店のプログラム参加者との連携できず、自分のやりたいことへの妄想を発散できないこと。
JISSEN-chi CITY MAPは、日々のお店の活動をすべて見える化し、創造活動以外のタスクを最小限におさえてくれます。さらに、他のお店のやりたいことや次の四半期にやりたいことを自由にみることができるので、街全体に対する妄想を膨らませ、自分のやりたいことを広げられます。
みなさんも、創造活動だけに集中できる環境で没頭してみませんか?
ひとりひとりが創ったプロジェクトをみよう
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活用ステップ
ビジョンと実現方法を策定
V2MOMのフレームを利用し、ビジョンや実現方法を決めます。計画に落とし込み、推進できる体制を整えます。
会議にて方針や進め方を決定
自分だけの実績を創るにあたり、新しいことに挑戦するので、意思決定に迫られるため、会議にて議論し、納得のいく選択をします。
方針実現のためのタスク管理
JISSEN-chi プラットフォームでは優先順位も算出されるので、タスクを効率的に実行できます。それにより、生産性高く活動できます。
結果・計画を振り返り、
実現方法を修正
V2MOMで設定した目標の基準と、計画を元に振り返り、実現方法を修正し、STEP②に再度戻り、実行していきます。